砕かれた紅茶はスパイスと共に
イギリスに向かう東インド会社の帆船、カティーサークが港をでていく。船には紅茶が満載され、本国イギリスへ向かっていく。
そう、紅茶生産地のインドやセイロン(スリランカ)は、イギリスの元植民地だ。
インド人はもともと紅茶を飲む文化はない。イギリス人につられて飲むようになっただけ。立派な大きな茶葉がはいった高級品は、インドやスリランカには残らない。現地人は、余り物のダストと呼ばれる細かい残り物しか飲めなかった。だから混ぜ物をしたチャイやマサラティ。今も甘いチャイが現地の主流の飲み方だ。

わたしは、基本茶葉から紅茶を淹れる。そういう場合使う茶葉は大きなものになる。
CTCのような細かくクラッシュしたもの(ブロークン)は、早く飲むためのティーバッグ用のように思っている。
でもチャイを飲むときは、CTCのものを使う。CTCは、インドで生まれた製法で「Crush(つぶす)・Tear(裂く)・Curl(丸める)」の頭文字だ。煮だして飲むチャイやマサラティーにはこちらの方が最適になる。
わたしのチャイ系の淹れ方は、自分流でこんな淹れ方だ。
1.手鍋でお湯をわかす
2.チャイ用にスパイスがブレンドされた茶葉をいれる。ぐつぐつ沸騰で煮だす。
3.一度濾して葉っぱを除く
4.別にミルク(or豆乳)を温める。沸騰はさせない。
5.温まったら、紅茶を投入して混ぜる。
6.一、二分かき混ぜたらできあがり。
マサラチャイにするなら、2の段階でシナモンスティックを足していれてもよい。
最近は、すでにスパイスをブレンドされたチャイ用の茶葉がいろいろ売られている。
もちろん自分でクローブ、シナモン、カルダモン、ジンジャー、ナツメグで用意して
お好みの比率でブランドしてもよい。
コーヒー豆のように、木や石のボールにスティックでゴリゴリするのが癒しだという方もいるでしょう。
でも現地式の砂糖をたくさんいれる飲み方はカロリーが高いので糖尿や肥満を考え少量にとどめるのをお勧めする。
私はいれないけど。。。


・チャイ、マサラティー
スパイスをまぜるため、紅茶葉はそれほど高級なものを使わなくて済む。
ただ、スパイスに負けないように、インドならアッサム、セイロン(スリランカ)産ならコクがあるウバのような産地でCTCの茶葉を使うのが適しています。
BOP(ブロークン・オレンジ・ペコー)を使うのもありです。
【チャイと映画】
「エンドロールのつづき」(2023年)
インド人のチャイ売りの子供が映画作りに憧れる実話に近い話

