ダンスの宝箱 第2話

WCS(ウエストコーストスイング)のSTEPとSTRUCTURE

ここでは一度 WCSというダンスを簡単に踊れるようになるための「タネ」のようなものを説明しましょう。

ダンス教師の方には、踊れるようになるまでのダンスの難易度(数字が大きいほど難しい)を

1から2:サルサ、バチャータ
3:社交ダンス
4から5:スイング

という方がいます。

特にサルサなどラテンダンスや社交ダンスをやっていた方が、初めて踊りを見てそのSTEPやSTRUCTUREを理解できないと感じてしまうのは、

A. リードをPUSH&FOLLOWで理解しようとする
B. STEPにこだわって踊りをわかろうとする
C. 音楽をカウントで聴こうとする

このいづれかだろうと思われます。

Aタイプの方は、WCSはリーダがフォロワーに力(PUSH)でこうしろと伝えるダンスでないということを理解して過去のリード&フォローは捨ててください。

【タネ その1】
・大原則は 男女間の『潮汐力』でおどること

 いきなり難しい書き方をしましたが、社交ダンスの様に相手を押したり(パワーを伝えたり)ルーティンに従って無理矢理動かす(動いていく)のではないと言う事だけ理解してください。WCSのリード&フォローはお互いの均衡と変化で踊るものです。
たとえるなら、お互いが重力を持ち、お互いの引力で踊ります。
elasticに踊ると言います。
それがわかると半分はこのダンスの基礎はできています。

WCSを知るには、大きく5つの要素(エレメント)を学ぶことが近道です。

Bタイプの方は、すべてにステップ名を付けるかのように技で覚えようとしてしまいます。
サルサのレッスンでも応用ステップ(技)をならって”これを覚えた”みたいに上級者に近づいた錯覚を感じるレッスン方法があったりしますね。

【タネ その2】
・5つのベーシック・テクニック(要素)を学ぶ

(1)パッシングテクニック ・・・ポジションチェンジする
(2)シュガープッシュ ・・・ 同じ位置に戻る
(3)ウィップ ・・・ ポジションチェンジした後戻ってくる
(4)ミラーテクニック ・・・鏡のように相手の動きをフォローする
(5)スチールテクニック ・・・ パートナーチェンジする

WCSのこの5つの構成要素を学べば、一通り踊れます。
特に(1~3)のなかで、WCS固有の”正しいSTEPワーク”を学んでおくと
どんな応用も効くようになります。

Cのタイプの方は、まず音楽を楽しんでください。
・自分の好きな音楽ジャンルはなんですか?
 まず音楽を流しましょう。
 そしてその曲のカウントでなく、リズムやメロディを感じましょう。
 上記の(1~3)のベーシックステップを習ったら、
 それを好きな音楽の中で表現してみましょう。

 ”音”ではなく、”音楽”で踊ることこそ WCS(スイング)のだいご味です。
 そのうち、WCSの本質である ”JAZZ=スイングすること” がわかると音楽で踊るということが体で感じられるようになります。

【タネ その3】
・MUSICALITYを感じる事

即興で踊るWCSこそ、音楽表現を踊りで表現する最たる近道です。
最初のページにYOUTUBEの動画を載せましたが、その動きが自分が習ったことと違うと感じる人がいるかもしれません。
テニス、卓球、ゴルフ、楽器演奏、歌・・・プロと違うからというだけで間違いですか?
いいえ、自分には自分の表現があってよいのです。
それがベーシックを踏まえている限り、どう表現しようがあなたの自由です。
WCSはそういうダンスなのです。

まずは好きな音楽でダンスを楽しみましょう。

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日本で一番活発に活動している団体(基本 東京中心)

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